2009/08/19 (Wed)
『わらしべ長者』というお話を知っていますか? 小さいころ、お母さんやお父さんに枕元で聞かせてもらったり、小学校で読んだ記憶がある人も多いのではないでしょうか。
昔々、ひとりの貧しい男が、「金持ちになりたい」と観音さまに願います。すると観音さまは、「帰り道、最初に手に触れたものを持って帰るとよい」と告げるのです。男は、転んだはずみに一本のわらに触れてしまい、仕方なく手にします。しかし、そのわらを元手に物々交換を繰り返すことで、最後には富と豪邸を手に入れてしまう、というお話です。
これは恋愛にもいえることではないでしょうか。あなたは「素敵な彼氏とめぐり合い、幸せなラブライフを送りたい」と思っている。でも、それは、童話『わらしべ長者』でいうところの、"いきなりお金持ちになりたい"と望むことと同じことだと思うのです。
貧しい男が、突然お金持ちにはなれなかったように、彼氏もいないし出会いもないあなたが、理想どおりのイケメンで金持ちの恋人に、突如として会えるでしょうか? 答えは……言わなくてもおわかりですね?
そんなあなたに次の言葉を送ります。
「このページを読んだ後に、最初に出会う人と恋に落ちなさい」。
なにを突然、と思うでしょう。見ず知らずの男と恋なんてできるわけがないと。しかし、あなたにはそれくらいの勇気とフランクさが必要なのです。なぜあなたに彼氏がいないのか。考えられる理由のひとつは、その頑なさ、理想に対する忠実さにあると思うのです。
金銀財宝が欲しいあなたは、まずは"わら"を手に入れるところから始めればいいのです。"わら"、それはつまり、理想どおりの恋を手に入れるための"手がかり"。ひとまず、好きでもなんでもなくても、男の人とつき合ってみる。その、"男性とつき合う"という行為が、次の恋への呼び水になるのですから。
"彼氏がいない(しかも長く)"という状況は、正直言って、あなたのランクを確実に下げています。「失礼な」と思うかもしれませんが、ちょっと考えてみてください。ついつい、普段から「彼氏がほしい」「いい人いない?」なんて物欲しそうなことを口走っていませんか? すると、あなたは気づかなくても、周りは「このコは彼氏ができないんだ」「モテないんだ、かわいそうに」なんて思ってしまうものなのです。
それに、あなた自身、彼氏がいないことで焦って、「ちょっといいな」と思う人がいたらすぐに飛びついて、逃げられないように策を弄した結果、墓穴を掘って……なんてことをしてるのでは?
まずは、「理想と違う」と思っても、男性とつき合ってみる。だんだんと相手のことがわかるに従って、「自分にピッタリだわ」と思うかもしれませんよ。もし、思わなかったら、それを"わら"と考えて、自分の理想に近い男性と知り合うための手がかりにすればいいのです。"彼がいる"という状況は、あなたに余裕と誇りをもたらします。それが、あなたのランクを上に見せてくれるのです。
上記記事引用
まずは、凝り固まったあなたの考え方をほぐすためにも、"理想にほど遠い"男性とでもおつき合いすることをオススメします。